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Q
ホワイトニングはどんな人にもできますか?
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A
下記に該当する方は、ホワイトニング適応外となっています。
それ以外の方は基本ホワイトニングをお受けいただくことが可能です。
- 妊婦や授乳中の女性
- ホワイトニング材にアレルギーのある人
- 無カタラーゼ症の人
- 重度の知覚過敏症の人(改善されれば可)
- 金属塩による変色歯をもつ人
- 小児(ただし、特に制限があるわけではない)
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Q
無カタラーゼ症とは
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A
無カタラーゼ症とは、体内の酵素の一つである「カタラーゼ」を作れない、先天的な疾患の名前です。
ホワイトニングの薬剤の主成分にはこの過酸化水素水や、過酸化尿素などが使われており、カタラーゼがあることで化学反応していきます。無カタラーゼ症の方にホワイトニングを行うと口の中が大きく荒れ、場合によっては壊死を起こしてしまいます。
その為、無カタラーゼ症の方にホワイトニングは禁忌となっております。
無カタラーゼ症かどうかは消毒薬オキシドールで傷口を消毒したときに発泡すれば大丈夫です。
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Q
どのくらいで効果がでますか?
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A
患者様自身が家で行うホームホワイトニングと歯医者にきて診療室で行うオフィスホワイトニングがあります。年齢や着色などに応じて、個人差がありますが、だいたいホームホワイトニングで約1ヶ月程度(1日2時間、10~14日を1クールとカウントし、2~3クールくらい)、オフィスホワイトニングで2~3回程度で、白さを実感いただけると思います。
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Q
施術の際に痛みなどはありますか?
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A
ホームホワイトニング、オフィスホワイトニングともに知覚過敏(冷たいものがしみる)症状がでやすいです。
オフィスホワイトニングの場合、主成分のホワイトニング材の濃度が高いためホワイトニング前に知覚過敏予防の処置をして施術中、施術後に強い痛みがでないようにしていきます。一方、ホームホワイトニングの場合は主成分の濃度が低いため、最初は短めの時間で試してもらうように指導しております。また、ご希望があれば、ホームホワイトニング前に行っていただく知覚過敏予防のお薬(ホームホワイトニング材と同じジェルタイプの薬)も用意できます。
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Q
ホワイトニングの薬剤は身体に悪影響などはありませんか?
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A
ホワイトニング材の主成分は消毒薬オキシドールと同じ過酸化水素です。過酸化水素は口腔内の消毒にも使われたりもします。通常、正しくホワイトニングが行われた場合、ホワイトニング材が大量に体内に入り込むことはほぼありません。
またホワイトニングをすることで歯が弱くなることもありません。
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Q
ホワイトニングの効果はどのくらい持続しますか?
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A
ホワイトニングで歯が白くなった後、再度着色することがあります(後戻り)。後戻りは個人差があり生活習慣などでも喫煙や、カレー、コーヒー、赤ワインなどの色の濃いものを好んで食べると後戻りしやすくなります。定期的なクリーニングをおすすめ致します。ホワイトニングを半年くらい続けると白さが定着し、白さが持続しやすくなります。ここまでくると、年に数回程度のホームホワイトニングで白さを持続できることが多いです。
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Q
ホワイトニングで白くならないことはありますか?
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A
被せ物やプラスチック樹脂などはホワイトニングで白くなりません。また、テトラサイクリン歯などの特殊なケースでは白くなりづらい傾向にあります。
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Q
ホワイトニングとクリーニングの違いは何ですか?
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A
クリーニングは歯の表面に付着している汚れや着色物質を除去していくことで白くしていきます。本来の歯以上の白さは期待できません。一方、ホワイトニングは内部に浸透している着色物質を分解していくことで、本来の歯以上に白くいくことが可能です。回数を重ねることで他の人からみても、明らかに分かるくらい白くできます。
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Q
妊娠中や授乳中でもホワイトニングを受けられますか?
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A
妊娠中や授乳中のホワイトニングは推奨されていません。よって、妊娠の可能性がある方も含め、落ち着いてからの施術をおすすめ致します。