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Q
虫歯を放置すると、どのような影響がありますか?
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A
虫歯の初期段階では、歯の表面に白い斑点や小さな穴が現れます。この段階では、痛みなどの自覚症状はほとんどありません。しかし、虫歯が進行すると、歯の内部にまで細菌が侵入し、徐々に歯が溶けていきます。歯の神経が壊死すると、激しい痛みや歯の冷たさ、熱さを感じにくくなるなどの症状が現れます。この状態になると、歯の保存は困難となり、抜歯が必要になる場合もあります。虫歯菌は、歯の表面だけでなく、歯茎の周りにも存在しています。虫歯を放置すると、歯茎の炎症を引き起こし、歯周病を発症するリスクが高まります。虫歯は、早期発見・早期治療が大切です。虫歯の初期症状を感じたら、お気軽にご相談ください。
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Q
痛かった歯の痛みが無くなりました。治療は必要でしょうか?
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A
痛かった歯の痛みがなくなったとしても、虫歯は治っていない可能性があります。
虫歯が進行すると、神経が壊死し、痛みがなくなります。しかし、歯の内部は虫歯菌に侵食され、弱くなっているため、放置すると、歯が折れてしまう可能性があります。また、虫歯菌は、歯茎の周りにも存在するため、歯周病を発症するリスクも高まります。
痛みがなくなったからといって、虫歯が治ったわけではないので、早めにご相談していただければと思います。
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Q
詰め物が取れてしまったのですが、そのままでも大丈夫でしょうか?
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A
詰め物が取れてしまった場合、そのまま放置するのは危険です。詰め物が取れた歯は、象牙質という部分が露出した状態になっています。象牙質は、歯の表面の歯質よりも柔らかく、虫歯になりやすいため、詰め物が取れたままの状態で放置すると、虫歯が進行し、神経が壊死してしまう可能性があります。神経が壊死してしまうと、歯を抜く必要がある場合もあります。また、詰め物が取れた歯は、食べ物や歯垢が溜まりやすくなり、歯周病を発症するリスクも高まります。そのため、詰め物が取れた場合は、お気軽にご相談ください。